鳴海です。

このブログでは「人を動かす文章術=コピーライティング」についてのノウハウや訓練方法を取り上げてますが、今日は「説得力のある文章の書き方」について解説したいと思います。

「説得力のある文章とはどのようなものか?」

「あの人の文章はどうして説得力があるのか?」

あなたはこんな疑問を抱き、この記事にたどり着いたかもしれませんが、説得力のある文章というものはほんのちょっとしたポイントを押さえるだけで、誰でも書けるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそも説得力とはどのようなものなのか


まず、そもそもな話、説得力のある文章とは「読み手が納得する(腑に落ちる)文章」のことを指します。

もう少し簡単に言い換えるなら、

「なぜ、そのような結論になるのか」

「なぜ、その主張が正しいと言えるのか」

読み手がここに納得できるような文章のことを説得力のある文章と言います。逆に言えば、説得力に欠けるような文章は、その結論や主張が腑に落ちない文章のことです。

では、どのような文章が説得力があって、どのような文章だと説得力がないのか、一例を挙げてみたいと思います。

説得力のある文章と説得力のない文章の事例。

まずは説得力のない文章の方から挙げてみます。

今日は雨が降るはずだ。
なぜなら、私の寝起きが悪かったからです。

この文章を読んだ人の殆どは、あまり説得力のようなものを感じないはずです。

根拠がやや意味不明だからです。

「なぜ、寝起きが悪いと雨が降るのか。」

その辺りの根拠が大半の読み手にとっては腑に落ちないわけです。根拠と主張の繋がりが見えないわけですね。
では、こちらはどうでしょうか。

今日は雨が降るはずだ。
NHKの天気予報でそう言っていたから。

こちらは先ほどの例と比較すると、説得力を感じるのではないかと思います。その理由は先ほどと逆説的になりますが、その根拠が確からしいと感じるためです。

NHKの天気予報に信ぴょう性を感じる人は多いと思います。そのため、「天気予報で言っていたから」という根拠には信憑性があり、その後に続く「雨が降る」という主張を腑に落ちるものにしているわけです。

また、先ほど挙げた「寝起きが悪かったから雨が降るだろう」という一見、説得力を感じさせにくい主張も、

「雨が降る前は気圧が変化して気分がだるくなるので、私は寝起きが悪くなる。今日、寝起きが悪かったから雨が降るかもしれない」

という話の組み立て方をすれば、先ほどよりも腑に落ちる文章になるはずです。

寝起きが悪い→気分が悪い→気圧の変化→雨が降る

このようなロジックを組み立てたうえで、逆説的に「寝起きが悪かったので、雨が降るかもしれない」と導くことで、読み手にもているわけです。

ここではごく簡単な例を出しましたが、基本的に文章が短くても、また、長いものだとしても、「主張の根拠に納得感があるもの」であれば、説得力のある文章になります。

説得力のある文章=主張の根拠に納得感のあるもの

説得力のある文章を書く方法。その答えは、「根拠」が鍵を握っているということです。

根拠が納得感の伴うものであればあるほどその主張や結論には説得力がでるわけです。

実際にあなたが読んで「説得力があると感じる文章」を目にした際には、根拠の部分が明確になっていると思います。

仮にそれがどんなに突拍子も無い主張や結論であっても、その根拠がしっかりと腑に落ちるものであれば、説得力を持
った文章を書くことができるのです。

説得力のある文章を書く手順、方法とは

ここまでの解説や事例を踏まえた上で、説得力のある文章の書き方を示してみます。主に以下のようなステップを意識してください。

1、主張を明確にする

2、その主張の根拠を明確にする

3、その根拠が腑に落ちるものになっているか確認する

基本、1〜3のステップをクリアすることができれば、説得力のある文章を書くことは誰でもできます。まずは、自分自身の主張を明確にするわけです。

その上で、なぜその主張が正しいと言えるのか、その根拠の部分を明確にします。その際に根拠としてよく用いられるのは

・権威性のある人の言葉の引用

・ロジック、理屈

・具体事例の紹介

主にこういったものです。例えば先ほど挙げた事例でいえば、

「今日は雨が降る→NHKの天気予報で言っていたから(権威性のある人(番組)の引用)

になります。また、理屈やロジックの例としては、以下のような例を挙げることができます。

今日は雨が降るはずです。なぜならツバメが低空飛行をしていたからです。

雨が降る低気圧の時は湿気が多くなり、湿気で虫の羽が重くなるため、虫が低空飛行するのですが、その虫を餌にしているツバメも低空飛行します。

なのでツバメが低空飛行をしていた今日は、雨が降るはずです。

これはツバメが低空飛行をしていたという根拠から、雨が降るという主張に結びつけているものになりますが、根拠、理屈が腑に落ちるものになっていると思います。また、具体事例の紹介についてもその例を以下に挙げてみます。

近いうちに地震が来るかもしれません。
なぜなら、庭にミミズが沢山出てきていたからです。
地震が来る前は毎回、同じような現象が起こります。
なので近いうちに地震が来ると思います。

これは過去の事例を述べた上で、
今回も同じ状況にあることから
その主張の信憑性を高めているものになります。

このように過去の事例や具体例を持ち出して、目の前にある状況がそれと同じであることから、同様の結果になると結論づける方法です。

これら3つの方法、

・権威性のある人の言葉の引用

・ロジック、理屈

・具体事例の紹介

で腑に落ちる根拠を作ることは簡単になります。それが説得力のある文章を書くことに繋がっていきます。ぜひ、今日お伝えしたポイントを日常のライティングのなかで意識してみてください。