ニューヨークで旅をしていたときの話です。

グレイハウンドのバスターミナルのバス乗り場を探していました。

そこはとても広いところで、いくつもバス乗り場があります。

チケット売り場でお金を払ってから、
予定の時刻のバスが出発するまでに
時間に余裕がなかったため、割とあせっているときでした。

そのとき一人の黒人の男性が笑顔で近づいてきて、
カタコトの日本語で、「どこいくの?」

と私に声をかけてきました。

私が行き先を告げると
バス停まで案内してくれました。

感謝の言葉をつげ、その男性と別れようとすると

「チップを頂戴」といって小さなお財布を出してきました

まあ、一瞬やられた、と思いましたが(笑)

なんだか断る気にもなれず(笑)

数ドルをあげました。

 

もし、いきなりお金を恵んで欲しいといって近づいてきたのなら、

チップをあげなかったでしょう

 

 

ただ、先に案内をしてもらっていたので(最初は親切かと思いましたが)

その上で断る気がなくなってしまったのは紛れもない事実です

 

 
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この記事は人間の心理で有効なテクニックの紹介です

 

「返報性の原理」と呼ばれる心理テクニックをご存知ですか。

人は何かを受け取ると、何かお返しをしたくなるというものです

 

黒人の男性の例は
最初に私に道案内をしてくれたところから

返報性の原理が働きました。

 

その後にチップをお願いされたときに
先にもらったバス停への案内という
「親切」が大きな要因となって

半ば強制的に「お返しをしなくては」と思ってしまったわけです

これはその黒人によって意図的に作られた状況です

 

これはかなり強烈なテクニックです。

 

最初に提供をすることで、人はお返しをしなくてはいけないと
無意識的に感じてしまいます。

 

 

 

コピーライティングでも同じです。

 

読み手がそのセールスレターや文章を読んだだけで、
何かしら読み手の抱える問題を解決することができたり
またはその糸口がつかめる情報を提供したりすることが

 

その後のセールスの成約率を高めることにつながってきます。

 

まずは自分から他者に与えること

 

これが大切だということです。

 

また、DRMというマーケティング手法でも

まずはクライアントに価値を提供するところから始まり

いきなり何かを売り込むということはしないわけです

 

このマーケティング手法では売り込む前にどれだけの価値を提供できたかで
そのビジネスの成功が左右されます。

 

まずは「人に提供すること」が大事です

 

読んでよかったと思える情報を載せたセールスレターを書くこと
これを意識してみてください。

 

それでは

 

相手の心に入り込み、自分の考えを相手に刷り込み、
行動させていくために有効な、
数々の心理テクニックを知りたかったらこちらをどうぞ。
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