今回は「ウェブセールスコピーの法則」という
コピーライティング関連の書籍を批評していきます。

この「ウェブセールスコピーの法則」は
ダイレクト出版という、
通販形式で書籍を販売する出版社から
ネット上で注文できる書籍です。

このダイレクト出版という会社は
コピーライティングやマーケティングに特化した
海外の有名人の書籍を翻訳出版することで有名で

有名どころで言えば
海外一流マーケッターである

「ダン・ケネディ」

の書籍などが多数出版されています。

また、以前レビューしたコチラの書籍

【ウェブセールスライティング習得ハンドブックのレビュー】

もダイレクト出版の書籍で
個人的に初心者に向いていると感じた一冊でした。

そのような経緯もあり、
ダイレクト出版から翻訳されている
本書「ウェブセールスコピーの法則」にも
かなり期待していたのですが・・・

ウェブセールスコピーの法則(ダイレクト出版 寺本隆裕 監訳)批評

まず、この書籍を読んで感じたことは

「初心者向けではない」

というものでした。

何故ならコピーを学び始めの初心者であれば
まず押さえていくべき

「コピーの書き方」

レベルでの解説が不十分だったからです。

どれほど心理テクニックなどの知識を得ても
それをコピーに落とし込めなければ意味がありません。

だからこそ、初心者がコピーを学んでいく上で
それを実践的に使えるようになる為には
まず何よりも

「コピーの書き方」

を学んでいく必要がるのです。

例えば、主張の伝え方であったり、
イメージが湧く文章を作るポイントであったり
基礎的なコピーの書き方を学ぶ必要があります。

ですが、本書

「ウェブセールスコピーの法則」

ではその点の解説が「不親切」であり、
「不十分」だと感じます。

確かに、本書の中では、コピーの書き方として
コピーを構成する為の

「設計図」

なるものは示されていました。

ただ、その解説を初心者が読んだとして
いざコピーを書いていく際に
その知識を活かせるかというと、
おそらく活かせないだろうと思います。

なぜなら、本書で解説されている
コピーの書き方の解説が
かなり抽象的だと感じるためです。

例えば、この書籍内で書かれている
コピーの「設計図」「構成」の作り方の流れとして、

1:ターゲットの問題について書く

2:その問題の原因について書く

3:問題解決後のイメージを描く

4:解決策のユニークさをを示す

5:どんな行動を起こすべきかを示す

ということが端的に示されていることに加え
幾つかの、海外の事例が添えられている程度でした。

そのようなものを示されただけで
基礎的なコピーライティング力がない人が
コピーを書けるようになるかというと
それは「難しい」と思います。

コピーを書く「流れ」はわかったとしても
それを実際に「文章に落としこむ」段階で
躓(つまづ)いてしまうと思うからです。

その他にもこの「ウェブセールスコピーの法則」では

・感情を込めて書きましょう

・ブレット(箇条書き)を加えましょう

・信用を得るために証拠などを入れましょう

というような意味合いの事が
やはりこちらも端的に示されていましたが、

初心者がここに書かれている事を踏まえて
各要素を落とし込んだコピーを書けるかというと

「正直厳しいのではないか」

という印象を受けました。

そのどれもが薄く浅い解説だったからです。

更に、目次の中には、
コピーを学び始めの人とって
割と気がかりであろう、

「最短コースでウェブコピーライターになる」

という項目があるのですが、
その内容はわずか1ページで

「売れているコピーを手書きで写していきましょう」

とだけあり、これもまた具体性に欠ける内容で
この項目を期待して読んだ人は
がっかりしたのではないかと思います。

おそらく、こののような項目があることからも
本書「ウェブセールスコピーの法則」は
初心者に向けて書かれているものだと推測できますが

全体的に抽象的であるため、
初心者の人が活かせるとは思えません。

どの解説も初心者にとっては抽象的で
「コピー」を書いていく上で
内容を活かせないだろうと思うからです。

本書を読んで学べることが多いと感じるのは
既にある程度「コピーの書き方」がわかっていて
その上で、コピーの「構成」や「流れ」、
「心理テクニック」を洗練させていきたい人だと思います。

それこそ、ある程度「コピー」を書ける人が読めば
学べることは多いにあるはずです。

例えば、

「三連単式・情動神経の法則」

というものがありましたが、
こちらは読み手の感情を動かす為に

「共感」、「抵抗」、「再定義」

この3つを同時に示していくことが有効である
ということが事例と併せて書かれてあり、
これは確かにそうだと思いました。

人の感情を動かし、行動を促す為には
共感を誘うことで感情移入を引き起こし、

メリット様々な角度から認識させ、
付随する抵抗を払拭していくことで
効率よく達成できると思います。

この解説で良いと思ったポイントは
ただ主張を伝えるだけではなく、
「多角的」に伝えていくという点です。

例えば「証拠」一つとっても
人によっては「ロジック」が重要であったり、
「お客様の声」を重視したり、
「証拠」等のデータを重視します。

だからこそ、一つのポイント、主張を
様々な角度から訴求していくことが有効なのです。

その点についての方法論や
その事例なども書かれていた為、
この部分などは

「読んでよかった」

と感じました。

このように「学べること」はあるのですが、

それはあくまでも抽象的な解説を読んだ際に
それがどのようなコピーを書くことを意味するのか
その辺りのイメージが湧く人に限ると思います。

例えば、

「コピーに感情を込めましょう」

「メリットを伝えましょう」

「保証を伝えましょう」

と言われたときに、それがどのようなものなのか、
どのようにしてそのようなコピーを書けば良いのか

その辺りのイメージが湧くような人であれば
本書「ウェブセールスコピーの法則」を
読んで見る価値はあると感じました。

その他にもステップメールの書き方などがありますが、
全体を通してどれも全体的に抽象的であり、
初心者にはお勧めできる内容ではありません。

一応、本書は返金保証が付いていたはずですので
御自身にとって学びがあるかどうか
一読してご判断してみても良いかもしれませんね。

満足行かなければ返金してもらえば良いのですから。

抽象的なところが問題だと感じただけで
間違ったことが書かれているとは
決して感じませんでしたので
そのご判断はあなたにお任せいたします。

「ウェブセールスコピーの法則」(ダイレクト出版)
http://www.directsales.jp/TWS/af/

ただ、実際のところ
同じダイレクト出版の書籍であっても
私が初心者にお薦めなのは

「セールスライティング習得ハンドブック」

の方です。

こちらはダイレクト出版の69800円する

「12週間セールスライティング通信講座」

のセミナー内容を
そのまま「活字」で学べるようにしたものですので
その内容はしっかりとしています。

「セールスライティング習得ハンドブック」の方も
一ヶ月間の返金保証がありますので
一度レビューの方だけでも読んでみてください。