本日は師匠から教えてもらったことをもとに、

「強み」や「弱み」

について私なりの考えを示していきたいと思います。

商品や人の「強み」や「弱み」とは何を指すのか。

数年前、師匠は私に

「商品の強み」

について、その考え方を解説してくれました。

師匠から教示を受ける前まで、
私は強みという言葉がよくわからず、
人の強みを指す場合は、

・努力ができる
・集中力がある
・体力がある
・頭が切れる

などそういった「内面的」なことだと思っていて、
商品で言えば、

・値段が安い
・デザインが洗練されている
・機能が優れている

などの「特徴」にあたるものが
「強み」だと思っていたような気がします。

ですが、師匠は私に

『強みというのは「人の悩みや願望を解決出来るポイント」です』

とおっしゃいました。

それを聞いた私は

「ああ、それが強みなのか!」

と視界がクリアになった気がしたのを今でも覚えています。

それまでの私は強みというものがよく分からず
人や書籍によっても言っていることが違うような気がして
なんだかとらえどころの無いもののような気がしていたのです。

また、私は就職活動なんかも経験したことがありますが、
そういう時も自己アピール欄に

「あなたは強みはなんですか?」

と書かれていた場合、

・集中力がある
・挫折する事無く努力ができる

といったような

『あたりさわりないこと』

を体験談を交えながら書いていた記憶があります。

ただ、それが最善の答えでは「なかった」ということが、
師匠と出会いコピーライティングを教わっているうちに、
だんだんとわかるようになってきたのです。

強みとは相手の悩みを解決したり、
願望を叶えてあげられるポイントのことであり、
それはいわゆる

・メリット
・ベネフィット

のようなものだと思います。

一方で私が就職活動のときにアピールしていた

・集中力がある
・挫折する事無く努力ができる

というようなことは個人の

「特徴」

であり、それは強みではありませんでした。

強みとはその個人の特徴にもとづいて
相手の悩みを解決出来るポイントや
願望を叶えられるポイントのことだったからです。

例えば、就職活動でいうのであれば、
志望する会社のどんな問題を解決できるのか、
どんな利益をその会社に提供できるのかということが、

「志望者の強み」

にあたるものになります。

ただし、強みを漠然とアピールするだけでは
どうしても信憑性にかけてしまうため、
その強みに真実味を持たせるために必要なのが

・その人の特徴
・その特徴を裏付ける体験談

にあたるものなのです。

つまり、強みをアピールした上で
その強みの根拠となる「自分の特徴」や
その特徴の裏付けとなる「体験談」などを添えてこそ
その強みが

「信憑性がある強み」

となるわけです。

これはセールスレターを使って
商品を売り込んでいく場合も同様であり、

『商品の強み=ターゲットの悩みや願望を解消できるもの』

をアピールしたうえで、その裏づけとなる

「商品の特徴(その商品がどのようなものなのか)」

ということを示していかなければなりません。

強みとその根拠、その両方が揃ってこそ
反応の取れるセールスレターを作ることができます。

強みや根拠はどちらが欠けてもいけないわけです。

師匠から強みについての教示を受けて以降、
私はコピーを書く際は常に

「強みと根拠」

をセットで書くようにしています。

そうやって強みと根拠をセットで示した方が、
強み「だけ」を示すときよりも、
根拠「だけ」を示すときよりも

『説得力』

がコピーに備わるからです。

強みだけをアピールするとどうしても

「胡散臭く」

なってしまう傾向にあり、
強みの根拠となる特徴だけをアピールすると

「だから何なの?」

となってしまう可能性が高くなります。

だからこそ、強みと根拠はセットで示していかなければ、
そのコピーの反応を最大化させることは難しいのです。

ところで、「強み」についての解説は以上ですが、
強みの反対に当たる「弱み」はどう扱えばいいのか。

そこについて少し解説してみたいと思います。

「弱み」はどう扱えばいいのか?

強みが「人の悩みや願望を解決できるもの」であるなら、
その反対に弱みは

「人の悩みや願望を解決できないポイント」

になります。

そういったポイントをどう扱っていけばいいのかですが、
そもそも弱みを相手に伝えるべきなのか、
それとも弱みは伝え「ない」べきなのか、
そのあたりの見解は人によっても異なると思います。

ただ私の考えとしては

「弱みはアピールしていくべき」

と考えているので、その根拠を書いていきますね。

ですが、一言で「弱み」といっても、
その弱みが「致命的」な欠点や欠陥なのか、
それとも人によってはそこまで気にならないようなものか、
そういった弱みの「大小」によっても、

「扱い方」

は変わってくると思います。

例えば、コピーライティングの教材なのに、

「一度もセールスレターを書いたことが無い素人が作った教材」

は致命的ですよね?

そんな教材を学んでも絶対にコピーライティングは上達しないからです。

人にコピーライティングを「教示する」のであれば、
まず自分自身ができていなければいけません。

自分ができないことを人に教えるということは

・漠然と曖昧にしか教えられない

・そもそも間違ったことを教える可能性がある

・誰かのノウハウを「横流し」するだけになる

可能性が非常に高いです。

そんなものにあなたは「価値」を感じますか?

そういうことをしている人からモノを教えてもらいたいと感じますか?

きっと、「No」ですよね。

私も当然「No」です。

ただ、新しく学んだことを「共有」することはまた別ですよ?

共有というのは学んだ情報を自分の視点や考察を踏まえたうえで、
他の人と分かち合うことであり、教示することではありません。

例えば、教示というのは

「あなたが○○をできるように指導します。」

というのもので、結果をださせることを前提としています。

その一方で共有というのは知識を分かち合うことであり、

「私は今日こんなことを学びました。
そして、その学んだことを私が今抱えているこんな問題に対して、
こうやって活用していきたいと考えています」

というようなものです。

ちょっと意味不明に聞こえるかもしれませんが、
右も左も何も分かっていない人に対して、
知識を伝えて「知っている」状態にさせるのが共有で、
その知っている知識を「使える」状態にさせるのが教示になります。

どうですか?

まだわかりにくいですか?(笑)

でもちょっと、ここでは趣旨が違うので、
「共有」と「教示」の違いについてはまた今度、
ていねいにお伝えしようと思います。

(これは凄く大事な概念で、
自分ができないことは人に教えられませんが、共有ならできます。

ネットビジネスの実績が無い初心者が成果を出すなら
教示と共有の違いや、その「使い方」を勉強しておいた方がいいです。)

でも、いまは話を戻しますね。

自分自身のノウハウを教えたり、指導をするのであれば、
自分自身でそれができていなければいけません。

ただ、スポーツなどの体格や体力、動体神経などの、

「物理的な限界」

があるものになると話は変わります。

現役の頃はたいした結果を残せなかったのに、
教える側に回ってから花開くという人もいますが、
あれは「体を使うもの」だからです。

ですが、コピーライティングやネットビジネスは
「知識」や「知恵」さえあれば誰でもできるものであり、
スポーツのような物理的制限は無いに等しいので

「教えられる=自分も出来る」

という図式が普通に成り立ちます。

なので、コピーライティングの教材であれば
そこで教えることを自分自身ができていなければ
本当に役に立つことを教えることなどできないということです。

そして、そういう観点を踏まえると、

「一度もセールスレターを書いたことの無い人が作った
コピーライティングの教材」

は明らかに致命的な弱みになります。

そして、こういう致命的な弱みの場合、
それはもう売ることができません。

というか、売ったらお客さんを不幸にさせるだけです。

だって、価値を提供できないんですよ?

どう考えてもそんなものは売ってはいけませんよね?

なので、「大きな弱み」をどうやって扱ったらいいのかというと、
アピールするとかアピールしないとか以前の問題として

「売らない」

というのが正しい答えだと私は思います。

提供する事を考える前に商品やサービスの質を改善しなければいけません。

というか、その弱みを隠して提供したとしても
クレームになったりすると思います。

絶対にいいことはないはずです。

なので、大きな弱みを隠すのはやめたほうがいいと思います。

次に、「小さな弱み」に関してですが、
これは素直にアピールしていったほうがいいです。

どれだけアピールしたとしても結局のところ
お客さんにとっては「小さな問題」なので
そこまでマイナス印象にはなりません。

例えば、工事現場で使う業務用の掃除機を売るときは

「吸引力」

が一番重要なポイントなので、
デザインの格好悪さなんてどうでもいいんです。

かっこよければかっこいいに越したことはありませんが、
かっこ悪くても機能が優れていればまず気になりません。

私は大学を退学した直後は
完全歩合制のセールスだけでは食べていけず(歩合が二ヵ月後に入る感じだったので・・・)
深夜の工事現場でも働いていたのですが、
業務用の掃除機はドラム缶みたいで超ブサイクです。

ダイソンの格好良いやつとは天と地ほどの差があります。

ですが、現場の人間はデザインの良し悪しなんて

「吸う力が強ければどーでもいいよ!」

という感じです。

なので、業務用の掃除機を売る場合は

「デザインがダサいんです」

ということを打ち明けても全く問題ないんですね。

むしろ、弱みを打ち明けると

「正直」

だと思われて逆に信用されることもあります。

やはり、人はどんな物事にも欠点があると考えるので、
それを明かさないようにしているとどうしても

「何か悪いことを隠しているな」

とかんぐられてしまうのです。

そしてそれが不信感になってしまいます。

ですが、こちらから欠点を打ち明けていくと

「正直」

だと思われて信用されることへと繋がっていくのです。

なので商品やサービスをアピールしていくときは、
あえてこちらから欠点を打ち明けていくことで
お客さんから信用を獲得することに繋がっていきます。

また、自分自身のプロフィールをアピールするときは
強みだけではなく「弱み」をアピールすることで、

・共感
・優越感

を相手から引き出していくことができ、

「親近感」

へと変わっていくのでぜひとも打ち明けるべきです。

つまり、弱みには「大小」があり、
大きな弱み、致命的な弱みは
アピールする以前に改善する必要があり、
小さな弱みであれば打ち明けた方が総合的に見て

「プラス」

になるというのが私の考えです。

また、弱みは強みに変えることができますので、

「弱みを強みに変えてみよう!」

という視点を踏まえてみるのもいいと思います。

例えば、

「視野が狭くバランスよく仕事がこなせない」

という弱みがあるとしたら、

「フォーカス(集中)が得意だから専門分野に適正がある」

という長所にも変えられますよね。

このように欠点をただ伝えるだけではなく、
欠点を伝えた後に

「強みに変換する」

ということも意識してみるといいです。

以上、強みと弱みについての私の意見でした。

参考になったと感じたらまた他の記事も読んでみてください。