お読みいただきありがとうございます、鳴海です。

本日はデールカーネギーが書いた

「話し方入門」

という書籍について私の感想をご紹介したいと思います。


hanasikata

(『話し方入門」デールカーネギー著)

ところで、このブログは

『セールスコピーライティング』

といって、文章によって読み手の心を動かし、
売りたい商品のよさを納得してもらい、
その上で商品を購入してもらう為の文章術について
そのノウハウやテクニックを解説しているブログです。

今回ご紹介するデールカーネギーの『話し方入門』は主に

『パブリックスピーキング』

『スピーチ』

のための言葉の使い方を解説した書籍であって、
文章で人の心を動かすことを想定した書籍ではありません。

ですが、『スピーチ』によって人の心に響くメッセージを届けるのも、
同じことを『文章』によって行うことも、その

『本質』

は変わらないと私は思っています。

何故なら、どちらも『言葉』によって

『話の聞き手や読み手の心を動かしていく』

ものであり、話そのものや話者であるあなたに興味を引いたり、
共感を得たり、信頼を勝ち取っていくものだからです。

そういう意味では、
このブログのテーマはコピーライティングですが、

『話し方』

について学び、その考察を深めていくことも
十分に価値のあることだと思ったのです。

それに加えて、このデールカーネギーの『話し方入門』という書籍は、
私がこれまでに影響を受けてきた多くの成功者達が推奨していたので

「何かしら得るものが有るに違いない」

と思って手にとって見ました。

そして、実際に読んでみたところどうだったのか。

それについて今からお伝えして行こうと思います。

デールカーネギー『話し方入門』感想批評

結論から言えば、私はこの本と出会えて良かったと思っています。

私がこの本を読んで一番価値を感じたポイントは

『ありのままの自分の言葉を伝えることの大切さ』

を深く認識できた点です。

私はセールスライティングという文章術に出会い、
文章で商品を売るという仕事をしている中で、

『どうして自分の言葉は心に響かないんだろう・・・』

とずっと悩んでいました。

自分で書いた文章(コピー)を客観的に読み返してみても
何一つ心に刺さったり、響く『何か』が無かったのです。

「文章が上手な人の真似をしているのに、何でだろう・・・」

自分が読んで心惹かれた人の文章を真似してみたこともありました。

でも、いくら他の人の文章を真似してみたところで、
私の悩みは全く解決しなかったのです。

そんなときに出会ったのがこの『話し方入門』でした。

この書籍に書かれていた

『人の心に響くスピーチは自分の「体験」、「感情」、
そして「考え」を自分自身の言葉で表現したときに生まれる』

というメッセージを読んで初めて

『自分が見落としていた大切なこと』

に気付いたのです。

その『見落としていた大切なこと』とは、
このメッセージの通り『自分の言葉』によって、
自分の考えや想いや価値観を伝えていなかったということです。

今はとても反省をしているのですが、
以前の私は何をどうやって情報発信すればいいか分からず、
いつも他の人のアイデアや意見を真似ばかりしていました。

今考えるととても愚かなことをしていたと思うのですが、
そんな文章、言葉で人の心を動かせるわけがありませんよね。

あなたもそう思いませんか?

他の人が考えたことを自分の考えのように語っても、
そういった言葉にはどことなく熱意が欠けていて、
なおかつ裏づけとなる根拠や体験も『薄い』ですよね?

そして、自分自身で深く考えた意見や信念でなければ、
論理が飛躍したり一貫性に欠けて矛盾を生じてしまいます。

私がいくら文章が上手な人を真似してみても、
心に響く文章が書けなかったのはそういうところにあったのです。

『自分自身の言葉を伝えていなかった・・・。
だから上手くいかなかったんだ』

という気付きをこの『話し方入門』から得ることが出来たのです。

もちろんこの『話し方入門』は、漠然と

「自分の言葉で話すことが大切ですよ」

と教えているわけではありません。

このデールカーネギーの話し方入門には

■自分の価値観や思考を深めて話の「内容」に磨きをかける方法

■自分の考えや思考を聞き手の心に響くように「伝える」方法

についても書かれているので非常に勉強になります。

特に『話の内容に磨きをかける方法』についへは勉強になりました。

話すテーマについての情報収集のノウハウや、
集めた情報を元に思考を深める方法論などが
具体例と一緒に詳しく書かれていて、

「どうすれば『読み手に価値を感じてもらえる文章』を書けるんだろう・・・」

と試行錯誤していた私には得るものが沢山あったのです。

また、デールカーネギーは

「話す内容も大事だけど伝え方もそれ以上に重要」

と主張していて、

『スピーチ大会では内容が良い人よりも、
伝え方が上手な人が優勝することが多い』

ということを例に挙げたり、

『大学で論理論法の教授をしている人のスピーチが
あまり聞き手の心を打たなかった』

ということを例に挙げています。

その上で、どんな伝え方をすれば聞き手の関心を惹き付けて、
話が終わる頃には感銘を与えることが出来るのか、

■話の出だしで聞き手を引き込む方法

■聞き手が満足する話の終わり方

■聞き手を夢中にさせる為の言葉の使い方

を根拠と具体例を挙げながら説明してくれているのですが、
私はこのパートを読みながら

「これコピーライティングにそのまま使えるじゃん!」

と驚きっぱなしでした。

その中でも特に印象的だったのは、デールカーネギーが

『スピーチは聴衆の中の一人に向けて会話調で語りかけていく』

といっている部分で、実は私のコピーライティングの師匠も

『コピーライティングはセミナー会場で自分が講師となり、
何万人、何十万人という人たち一人ひとりに話を聞かせるイメージ』

とおっしゃっていたので、通じるものがあったのです。

そしてこの書籍ではその

『聴衆の中の一人ひとりに向けて話しかける』

ということがどのようなものなのか、
頭の中ではっきりとイメージが描けるように書かれているので、
私はこの『話し方入門』を読んでその

『超重要な感覚』

を以前よりも深く養えたと思っています。

『一人に向けて話しかけていく』

ということがどのようなものなのか、
その感覚がより『身近』になったんですね。

おそらくこの感覚がわかっているかどうかでも
話の伝わり方が180度変わってくると思いますよ。

もしあなたもその大切な感覚がピンと来なければ
この『話し方入門』を読んでみるといいと思います。

普段、私は本をサラっと読んでいく方なのですが、
この本は三ヶ月くらいかけて熟読しながら
ビッシリとメモをしつつ何回も同じところを読みました。

私が友人達におススメする本はどれもそそういう感じで
何回、何十回と自分自身が繰り返し読んでいるのですが、
このデールカーネギーの『話し方入門』もその中の一冊です。

この本は書店でも普通に売られているはずですので、
是非、あなたも立ち読みでもなんでもして
ぱらぱらとページをめくってみてください。

本当に素晴らしい内容なのであなたにも絶対に読んでもらいたいです。

ちなみに、この本は1956年が初版だそうなので、
すでに初版から60年以上たっているそうなのですが、

「こんなに良い内容だったらそれくらい読まれ続けるよな」

と私には全く違和感がありませんでした。

それはきっと、この本が人間の本質を鋭く捉えているからです。

冒頭でモお伝えしたとおりこの『話し方入門」は、
コピーライティングに特化しているわけではありませんが、
言葉で人の心を動かすことの

『本質』

は十分すぎるほど伝わってきます。

きっとあなたにも役に立つはずですので
気になりましたら是非読んでみてくださいね。

デールカーネギー『話し方入門』感想批評 まとめ

最後にまとめになりますが、私はこの『話し方入門』を

『コピーライティングを学びたい人』

にも絶対に読んでもらいたいと思っています。

もちろん、この本はパブリックスピーキングのノウハウ本なので
そういうものに関心がある人たちに向けて書かれているのですが、
コピーライティングを勉強している人にも本当に学べる事が多いです。

何より私自身がコピーライティング力向上の目的で
この『話し方入門』を手にとっていますので。

ただ、パブリックスピーキングもコピーライティングも
どちらも言葉によって聞き手や読み手の心を動かして
最終的には話者の意図した行動を引き出していくためのものです。

そういう意味ではたとえパブリックスピーキングの方法論であっても、
コピーライティングを学ぶ上でも十分に活用の余地があります。

その観点を踏まえるとこのデールカーネギーの話し方入門は
言葉で人を動かす為の『本質』を鋭く捉えていると思いますね。

特に本書で勉強になるのは

自分自身の言葉で情報発信することの重要性

話すテーマに関する情報収集術
(人を惹きつけて感動させる話をするためには、
どうやって、どれくらいの情報を収集すればいいのかが分かります。)

話すテーマについて考えを深める方法
(集めた情報はあなたが思考する為の「きっかけ」にすぎません。
集めた情報を元にどのように自分の思考を深め、磨いていくのか、
その方法論がこの書籍に詳しく書かれています。)

話の内容を魅力的に伝える方法論

話の出だしで聞き手を引き込む方法
(どんなに優れた内容のスピーチも聞いてもらえなければ意味が無いですよね?
『話し方入門』には聴衆の関心をグッと掴む為の方法が書かれています。)

聞き手が満足する話の終わり方
(どれだけ内容が素晴らしい話でも、話の終わり方がぎこちないと聞き手には違和感や不満足感が残りますよね?
聞き手を「余韻に浸らせる」為の話の結び方がこの書籍に書かれているので参考にしてください。)

聞き手を夢中にさせる為の言葉の使い方
(人の心に響くメッセージを届けるには、一人に向かって話しかけることが大切です。
それがどのような感覚なのかこの本に書かれています。
状況描写をじっくりと味わい、想像に浸りながら読んでください。)

以上のようなことが具体例とともに分かりやすく書かれています。

この『話し方入門』を一言であらわすなら

『人の心に響くメッセージの「作り方」と「届け方」の名著』

です。

凄く良い本なので是非あなたにも手にとって読んでください。


hanasikata

(『話し方入門」デールカーネギー著)